将棋、藤井二冠19連勝で止まる 王座戦は敗退

第69期王座戦挑戦者決定トーナメントの1回戦に臨む藤井聡太二冠=東京都渋谷区の将棋会館(日本将棋連盟提供)

 将棋の藤井聡太二冠(18)は6日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第69期王座戦挑戦者決定トーナメントの1回戦で深浦康市九段(49)に負け、同棋戦の敗退が決まった。2020年度から続いていた連勝は「19」でストップした。

 藤井二冠は昨年10月26日、王将戦挑戦者決定リーグで永瀬拓矢王座(28)に敗れた後、約半年間、白星を続けていた。連勝の最多記録は、自身が17年に達成した29。

 敗れた藤井二冠は「連勝は意識せずにやってきた。ここまでが出来過ぎだった」と話した。

 今後は、6月6日に開幕する棋聖戦5番勝負の初防衛戦など、重要な対局が続く。


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