大阪府で668人がコロナ感染 25人死亡、宣言延長要請で調整

大阪・ミナミの商店街を歩くマスク姿の人たち=5日午後

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言を巡り、大阪府が6日午後に対策本部会議を開くことが5日、府関係者への取材で分かった。宣言の期限が11日に迫っているが、新規感染者数や療養者数が十分に減っていないため、会議で政府に対する延長要請を決める方向。

 府は5日、668人が新型コロナウイルスに感染し、25人が死亡したと発表した。新規感染者は直近1週間の1日平均が990人と高い水準。入院中の重症者も4日現在449人で、確保した重症病床361床を超えている。

 吉村洋文知事は4日、「今の措置の内容を緩めたり解除したりするのは難しいと思っている」と発言していた。


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