こいのぼり140匹、2本の橋に 鳥取県江府町、悠々と泳ぐ

鳥取県江府町を流れる日野川の橋に掲げられたこいのぼり。奥は大山=3日午前

 鳥取県江府町を流れる日野川の2本の橋で、子どもの成長と川の環境美化を願う約140匹のこいのぼりが掲げられている。3日は名峰・大山を背景に、朱色や青色の大群が悠々と泳いでいた。7日まで。

 こいのぼりは地元中学生も手伝い、1日に約70人で準備。欄干に固定した長さ約10メートルのヒノキの支柱36本に、それぞれマゴイやヒゴイなど3〜4匹ずつが取り付けられている。

 町と地元漁協関係者による「愛漁会」がこどもの日の前後に実施してきた。愛漁会によると、町内では少子化でこいのぼりを揚げる家庭が減少。県内外に寄贈を呼び掛けている。


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