緊急事態、3度目の発令決定 4都府県、25日から5月11日

3度目の緊急事態宣言発令のニュースを伝える東京・新橋の街頭モニター=23日午後9時38分

 菅義偉首相は23日夕、新型コロナウイルス感染症対策本部会合を官邸で開き、東京、京都、大阪、兵庫の4都府県に対し改正特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令を決定した。期間は25日から5月11日まで。発令は昨年4月と今年1月に続き3回目となる。宣言対象地域では、酒類やカラオケ設備を提供する飲食店に休業を要請する。首相は記者会見で「効果的な対策を短期間で集中して実施することにより、ウイルスの勢いを抑え込む必要がある」と呼び掛けた。

 政府は、5月上旬までの大型連休中の外出自粛を求め、人の流れを抑制するべきだと判断した。


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