押尾川親方、来春独立へ 元関脇豪風、尾車部屋から

東京都墨田区に構える部屋の建設予定地に立つ押尾川親方(本人提供)

 大相撲の押尾川親方(41)=元関脇豪風、本名成田旭、秋田県出身、尾車部屋=が23日、来春に独立することを発表した。師匠の尾車親方(元大関琴風)が来年4月に日本相撲協会定年の65歳を迎えるためで、既に東京都墨田区に部屋を構える準備を進めている。

 押尾川親方は「師匠に『おまえならできる、やってみろ』と強く言われた。一度きりの人生なのでやってみようと思った」と書面で説明した。6月に着工予定の部屋は6階建てで、4階から6階は近隣の大学生らが使用するシェアハウスとしての活用も検討。両国国技館まで近く「力士ファーストで考えた。チームワークある部屋を目指す」と話した。


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