潜水艦内の酸素、24日未明まで 磁気反応探知とインドネシア海軍

インドネシア海軍の潜水艦「KRIナンガラ402」=東ジャワ州スラバヤ、2012年2月6日(M Risyal Hidayat/Antara Foto提供・ロイター=共同)

 【ジャカルタ共同】53人が乗ったインドネシア海軍の潜水艦がバリ島北方沖で消息を絶った事故で、海軍のユド参謀総長は22日、記者会見で、艦内の酸素は24日未明に尽きる計算になることを明らかにした。また捜索で、水深50〜100メートルの海中で磁気反応を探知したとし「潜水艦であることを祈っている」と述べた。

 国軍によると、潜水艦は21日午前3時45分(日本時間同4時45分)ごろ潜水を開始し、魚雷発射訓練の準備に入った。同4時ごろまで連絡が取れていたが、4時25分ごろに司令官が発射許可を出そうとした際には通信が途絶していた。


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