2021年4月17日 10:29 | 無料公開
聖火のトーチを掲げて走る高畑響子さん=17日午前、香川県丸亀市
東京五輪の聖火リレーは17日、全国12府県目の香川県で始まった。瀬戸大橋のたもとにある宇多津町を出発し丸亀市へ。雨が降る中、ランナーたちは沿道からの声援に手を振り、笑顔で応じながら聖火を運んだ。
丸亀市で生まれ育ち、「創業104年」を誇る和菓子屋「宝月堂」の4代目社長高畑響子さん(62)は、市中心部から市のシンボル・丸亀城の敷地内まで走った。「天国の両親に走る姿を見せたい」と臨み、トーチを次の走者に託した後は「一生の思い出になった」と晴れやかな表情を見せた。
離島の直島町では、世界的な芸術家草間弥生さんの代表的な作品「赤かぼちゃ」周辺を駆ける。