御嶽海「2桁勝利目指す」 合同稽古に参加の方針

すり足をする御嶽海=東京都墨田区の出羽海部屋(代表撮影)

 大相撲の小結御嶽海が16日、東京都墨田区の出羽海部屋での稽古後に報道陣の代表取材に応じ、6場所連続三役となる夏場所(5月9日初日・両国国技館)に向け「2桁勝利を目指す」と力強く目標を掲げた。19日からの合同稽古に参加するという。

 安定感はあるが、28歳の実力者は大関の座になかなか届かない。「今の自分は一歩ずつ、着実に進むことが大切」と考え、この日の稽古では幕下以下を相手に押しの形を繰り返し確認した。

 8勝止まりの春場所について「負けた相撲は喉輪で起こされた展開が多かった」と反省。場所後の調整では「踏み込めているし、当たれている」と手応えを語った。


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