GW予約、過去2番目の少なさ JR、昨年に続きコロナ禍響く

 JR旅客6社は16日、ゴールデンウイーク期間(28日〜5月5日)の新幹線、在来線の指定席予約状況を発表した。15日現在の予約数は71万席で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言期間中だった2020年と比べ140%増となった。19年比では81%減だった。1日当たりの平均は8万8千席で、記録がある1995年以降、20年に次ぎ2番目に少ない。

 予約状況について、JR東日本の担当者は「コロナ禍が響き、想定より伸びていない」としている。

 JR各社によると、混雑のピークは下りが5月1日、上りが同5日。予約可能席数は20年比3%減(19年比7%減)の718万席を用意した。


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