東証、午前終値2万9682円 前日終値挟み、一進一退

 16日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで一進一退の展開となった。米消費回復を好感した買い注文が入り、上げ幅は一時100円を超えた。一方、国内の新型コロナウイルス感染再拡大への懸念から売りが出て下落する場面もあった。

 午前終値は前日終値比39円97銭高の2万9682円66銭。東証株価指数(TOPIX)は0・97ポイント安の1958・16。

 新型コロナ感染再拡大に歯止めがかからず、政府が緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」の適用対象に埼玉、千葉、神奈川、愛知の4県を追加する方針を示し、相場の重荷となった。


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