消火設備の安全対策徹底を 誤作動事故で消防庁通知

 総務省消防庁は、二酸化炭素(CO2)を放出する消火設備の誤作動による事故を防止するため、設備付近で工事などを行う場合は詳しい担当者を立ち会わせ、消火剤が誤って放出されない措置を講じるよう全国の消防機関に通知した。東京都新宿区のマンション地下駐車場で起きた死亡事故を受け、安全対策の徹底を求めた。通知は15日付。

 同様の消火設備を巡っては、昨年12月に名古屋市中区のホテル地下駐車場、今年1月には東京都港区のオフィスビル地下駐車場で、誤作動が原因とみられる死亡事故が発生している。


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