教員免許更新で7人失効、神戸 手続き不要と誤認

 神戸市教育委員会は12日、教員免許状の更新手続きの不備で、市立小中学校の校長や教諭ら計7人の免許が失効したと発表した。手続きを不要と思い込むなどしていた。うち教諭5人は失職や自主退職となった。

 市教委によると、失効したのは30〜50代の教諭5人と中学校長、市教委の事務職員。教諭2人は更新講習を受講したが、その後に申請手続きが必要なことに気付かなかった。中学校長ら4人は更新の免除申請を怠っていた。教諭1人は新型コロナ禍に伴い更新手続きを延期できる制度が適用されていると思い込んでいた。

 3〜4月に2人が失効に気付き、市教委が各校に点検を指示して判明した。


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