東芝、月内にも特別委員会を設置 買収の詳細提案を審査

 東芝が英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズからの詳細な買収提案を独立して審査する特別委員会を月内にも設置する見通しであることが12日、分かった。社外の取締役や監査役のほか弁護士、会計士といった外部の専門家から人選し、社内の検討チームとは別に提案内容を検証する。

 CVCは7〜8月にTOBを目指すなどとした初期提案を6日付で東芝に送付。4月中旬にはさらに踏み込んだ内容を記した詳細提案を送る予定だ。

 東芝の取締役会は19日に定例の会合を予定しており、詳細提案を受け次第、特別委の設置を決議する。提案送付のタイミングによっては臨時の会合も検討する。


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