2021年4月12日 10:09 | 無料公開
ペルー大統領選に立候補したケイコ・フジモリ氏=8日、リマ(ロイター=共同)
【サンパウロ共同】南米ペルー大統領選が11日投開票され、民間調査会社によるサンプル集計(開票率約70%)によると、アルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女ケイコ氏(45)が得票率14・5%で2位となり、上位2者による6月6日の決選投票に進む可能性が高まった。18候補のうち誰も第1回投票で当選に必要な過半数は得票できない見通し。
サンプル集計で首位に立ったのは急進左派の小学校教師カスティジョ氏(51)で18・6%。3位は右派の企業家ロペスアリアガ氏(60)で11・9%。
ケイコ氏は出馬3度目。2011年と16年の大統領選では、いずれも決選投票で惜敗した。