ラグビー女子W杯延期へ 来年を検討、近く正式決定

 【ジュネーブ共同】国際統括団体のワールドラグビー(WR)は2日、9〜10月に開催予定だった女子ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会を新型コロナウイルスの影響で来年に延期する方針を明らかにした。8、9日に開くWR理事会などで延期案を検討し、正式決定する見通し。

 WRは声明で、コロナ禍の不確実性や大会の規模、渡航制限を理由に挙げ「全てのチームが最高の状態でいられる環境を提供できない。チームやファンの利益を第一に考えた」などと説明した。

 日本の2大会連続出場が懸かるW杯アジア予選も、新型コロナの影響で延期が重なっていた。


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