栃木の山火事、消火活動を再開 発生7日目、風強まる予報も

栃木県足利市の山林火災で、消火活動に当たるヘリコプター=27日午前9時21分

 栃木県足利市の両崖山(251メートル)一帯の山林火災で、地元消防や陸上自衛隊が27日、消火活動を再開した。発生7日目。市によると、風が強まる予報があるものの、延焼の状況はコントロールできており、避難勧告世帯を追加する見込みはない。ヘリコプターによる散水を中心に、麓でも放水を続けた。

 東日本高速道路によると、北関東自動車道の足利IC―太田桐生IC(群馬県)間の通行止めは東行き西行きとも継続中で、解除の見通しは立っていない。

 山林火災は21日に発覚。焼失面積は25日午後に約100ヘクタールに達した。26日は風が弱まり、拡大幅は約6ヘクタールにとどまった。


  • LINEで送る