東証大幅反落、1202円安 米長期金利の急上昇を警戒

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 26日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。米長期金利の急上昇を警戒する売り注文が膨らんだ。終値は前日比1202円26銭安の2万8966円01銭で、節目の3万円を割り込み、3週間ぶりの安値を付けた。

 終値の下げ幅は、英国民投票で欧州連合(EU)離脱支持が多数となった2016年6月24日の1286円安以来となり、約4年8カ月ぶりの大きさ。平均株価の下落幅記録では10位に付けた。26日の下落率は約4%。

 東証株価指数(TOPIX)は61・74ポイント安の1864・49。出来高は約16億8800万株。


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