東海と関西、月末解除へ 緊急事態、福岡は調整続行

人通りがまばらな大阪・道頓堀=1月

 政府は、10都府県で発令中の新型コロナウイルス緊急事態宣言を巡り岐阜、愛知の東海2県と京都、大阪、兵庫の関西3府県の計5府県を月末に解除する方針を固めた。福岡県については、専門家から病床使用率の現状などを見極めたいとの指摘があり、調整を続ける。26日に専門家らで構成する諮問委員会に諮り、政府のコロナ対策本部で正式決定する。政府関係者が25日、明らかにした。

 首都圏の1都3県については感染者数の減少鈍化や、リバウンドを警戒する声があり、今後の感染状況を注視する。


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