青梅の山林火災、消火再開 都、陸自に災害派遣要請

23日に発生した火災で焼け落ちた寺院=24日午前9時23分、東京都青梅市(共同通信社ヘリから)

 東京都青梅市で23日に発生した山林火災で、都は24日未明に陸上自衛隊に災害派遣を要請し、陸自のヘリコプター2機が上空から散水を始めた。東京消防庁なども早朝から消防車両約40台を出動させて消火活動を再開した。

 警視庁青梅署によると、火災は青梅市沢井2丁目の住宅で発生。この住宅や空き家、寺院の計3棟約720平方メートルを焼き、住宅の60代男性が軽傷を負った。強風の影響で付近の山林にも燃え広がったとみられる。

 山林は約8・5ヘクタールが延焼しているが、近くの民家に燃え移る恐れはないという。

 現場はJR青梅線沢井駅近く。


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