バドの米元、田中組が現役引退 女子複の元日本代表

バドミントンのスーパーシリーズ女子ダブルスで初優勝し、表彰式でトロフィーを手にする米元小春(右)、田中志穂組=2017年12月、ドバイ(AP=共同)

 バドミントン女子ダブルスで元日本代表の米元小春(30)と田中志穂(28)のペアが現役を引退すると28日、所属先の北都銀行が発表した。29日に秋田県庁で記者会見し、30日にチームの後輩で世界選手権2連覇中の永原和可那、松本麻佑組を相手に引退試合を行う。

 広島県出身の米元と熊本県出身の田中は2017年にスーパーシリーズファイナルで初出場優勝し、18年に世界選手権で銅メダル。東京五輪出場を目指していたが、19年世界選手権で米元が左アキレス腱断裂の大けがを負った。復帰戦となった昨年12月の全日本総合選手権で4強入りしたが、その後の活動については言及しなかった。


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