東証、午前終値2万8323円 大幅反落、一時600円超安

 28日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。下げ幅は一時600円を超え、節目の2万8000円を割り込んで約2週間ぶりの安値を付けた。27日の米株式市場が過熱を嫌った売りで大きく下落した流れを引き継いだ。取引時間中の下げ幅は昨年6月以来約7カ月ぶりの大きさとなった。

 新型コロナ感染が拡大する中、平均株価は昨年後半から国内外の強力な金融緩和を背景にほぼ一本調子で上がっていた。28日は一転して朝方に売りが膨らんだが、買い戻されて下げ幅を縮める場面もあり、値動きは荒かった。

 午前終値は前日終値比312円15銭安の2万8323円06銭。


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