デジタル庁先行採用、倍率47倍 民間人材枠、約30人を募集

 平井卓也デジタル改革担当相は26日の閣議後記者会見で、9月のデジタル庁創設に向け先行募集した民間人材について、30人程度の採用枠に20〜70代の1432人の応募があったと明らかにした。倍率は47・7倍に達する。平井氏は「期待や関心の高さをあらためて感じる」と述べた。1月4〜22日に募集していた。

 選考には民間人も加わり4月の採用を目指す。政府システムの改善や構築に関わってもらう。採用活動は今後も続け、デジタル庁の人員500人のうち100人超を民間人材とする計画だ。

 今回の30人は、週3日の非常勤国家公務員の扱いとなる。


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