軍内の性的暴行、防止計画検証を オースティン米国防長官が指示

米国防総省でミリー統合参謀本部議長(左)から敬礼を受けるオースティン国防長官=22日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】オースティン米国防長官は23日、国防総省幹部に対し、米軍部隊内の性的暴行を防ぐ計画が機能しているかどうか検証し2月5日までに報告するよう指示した。24日にツイッターで発表した。AP通信によると、22日に長官に就任したオースティン氏による初めての指示。

 米軍内の性的暴行の報告は2006年以降、増加しており、18年は前年比13%、19年は前年比3%それぞれ増加している。今月19日に上院軍事委員会で開かれたオースティン氏の人事公聴会で、議員から対策強化を求める声が上がり、オースティン氏は「初日」から取り組むと約束していた。


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