バイオリン奏者前田ただし氏死去 南米エクアドル在住

 前田 ただし氏(まえだ・ただし=南米エクアドルが拠点のバイオリニスト)エクアドルのメディアによると、23日首都キトで死去、48歳。死因は不明。

 72年4月、大阪生まれ。米インディアナ大で学ぶ。98年エクアドルを訪れ現地の大学で教えるなど音楽活動に携わる。日本への帰国を経て10年からキトのスクレ国立劇場音楽監督。

 モレノ大統領はツイッターで「エクアドルの芸術は喪に服している」と哀悼の意を表し、同国に住む「最も重要で創造的な音楽家の一人。偉大な教師でありエクアドルの音楽の推進者」だったとたたえた。(サンパウロ共同)


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