山形県知事に吉村氏4選確実 新人との女性対決制す

 任期満了に伴う山形県知事選は24日投開票の結果、現職の吉村美栄子氏(69)が、元県議の新人大内理加氏(57)=自民推薦=との女性対決を制し、4選を確実にした。

 吉村氏は、3期12年に及ぶ県政運営で培った高い知名度に加え、野党系勢力の自主支援を得て、安定した戦いを展開。選挙戦では新型コロナ対策について「何としても命と健康を守り、経済を再生させたい」と強調した。

 大内氏は、第3子以降が生まれた世帯への100万円の給付金支給など、子育て・教育環境の整備を掲げた。

 12年ぶりとなった知事選は、全国では初めてとなる女性同士の一騎打ちだった。


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