岐阜県知事選挙、投票始まる 半世紀ぶり、保守が分裂

 任期満了に伴う岐阜県知事選は24日午前7時から県内の投票所で投票が始まった。即日開票され、同日夜に大勢が判明する見通し。

 立候補しているのは、元内閣府官房審議官の新人江崎禎英氏(56)、元教諭の新人稲垣豊子氏(69)=共産推薦、元県職員の新人新田雄司氏(36)、5選を目指す現職古田肇氏(73)の無所属4人。

 自民党県連では、国会議員の大半が古田氏を支持する一方、県議の半数が江崎氏を支援し、岐阜県知事選で半世紀ぶりに保守が分裂した。新型コロナ対策や古田県政の評価、多選の是非が争点となった。

 県選挙管理委員会によると、午前10時現在の投票率は3・47%。


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