ワクチン接種の診療所開設 米アマゾン、地元住民向け

 【ニューヨーク共同】米インターネット通販大手アマゾン・コムは22日までに、西部ワシントン州シアトルにある本社に、地元住民が新型コロナウイルスのワクチンを接種できる診療所を24日に設けると発表した。医療機関と提携し、同州でのコロナ収束に向けた取り組みを支援する。

 ロイター通信によると、現行のワシントン州のワクチン接種対象は65歳以上の人などで、アマゾンの物流施設で働く従業員は対象外という。アマゾンは米国で80万人超の従業員を抱える。公共施設の負担を減らすため、自社でワクチンを接種する準備を進めている。


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