2020年12月5日 11:42 | 無料公開
無観客のペトコ・パークで開催されたア・リーグ地区シリーズのレイズ対ヤンキースの試合=10月6日、サンディエゴ(AP=共同)
【ロサンゼルス共同】米大リーグ機構(MLB)と全30球団が新型コロナウイルス禍での無観客開催による数十億ドル(数千億円)の損失の補償を求め、10月に複数の保険会社を提訴していたと4日、AP通信が報じた。
「全リスク」対応の保険に加入していたが、補償がなかったと主張。一方、保険会社は新型コロナのケースでは該当しないとしている。
今年の大リーグのレギュラーシーズンはコロナ禍で本来の162試合から60試合に短縮した。試合数が減った上に無観客となり、30球団で計30億ドル(約3120億円)の損失が出たとされている。