2020年12月4日 16:32 | 無料公開
高校生が短歌の腕前を競う全国高校生短歌大会(通称・短歌甲子園)を主催する実行委員会は4日、団体戦で青森県立八戸高が2回目の優勝を連覇で達成したと発表した。個人戦では同校3年の谷地村昴さん(18)が最優秀作品賞に輝いた。
例年、全国大会は歌人石川啄木の故郷、盛岡市に出場校が会するが、今年は新型コロナ感染拡大を受け、郵送やメールで作品を募集、審査する形式を取った。
全10校が出場。団体戦準優勝は青森県立八戸西高、3位は埼玉県川越市の私立星野高だった。
個人戦のお題は「生」。谷地村さんは「生きるとは自分を許してあげること 鏡をそっと 拭くようにして」と詠んだ。