2020年12月3日 18:21 | 無料公開
京セラなどは3日、好漁場の手がかりとなる海の潮目を人工衛星で見つけるサービス実現に向けて研究を始めたと発表した。海流の画像を精細に分析する技術を用いて暖流と寒流がぶつかった際などにできる潮目を発見し、漁業の効率化につなげる。海流画像を解析して好漁場を探し当てることができるようになれば世界初の取り組みになるという。
ベンチャーのアクセルスペース(東京都中央区)とオーシャンアイズ(京都市)の計3社で共同研究を始めた。アクセルスペースは超小型の人工衛星で撮影した海流画像を提供。オーシャンアイズは画像から潮目の場所を推定、海の状況を再現し潮目かどうかを検証する。