東証、午前終値は2万6824円 一時300円超高

 1日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。新型コロナウイルスワクチンの早期実用化が期待され、外国為替市場の円安ドル高進行も支えとなった。上げ幅は一時300円を超え、バブル経済崩壊後の終値最高値を突破した。

 午前終値は前日終値比390円84銭高の2万6824円46銭。東証株価指数(TOPIX)は15・15ポイント高の1770・07。

 米バイオテクノロジー企業モデルナが米食品医薬品局(FDA)に対し、開発中の新型コロナワクチンの緊急使用許可の申請を発表した。米英で年内にワクチンが実用化し、接種が始まる見通しが強まり、買い注文が先行した。


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