2020年12月1日 11:53 | 無料公開
1日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。新型コロナウイルスワクチンの早期実用化が期待され、外国為替市場の円安ドル高進行も支えとなった。上げ幅は一時300円を超え、バブル経済崩壊後の終値最高値を突破した。
午前終値は前日終値比390円84銭高の2万6824円46銭。東証株価指数(TOPIX)は15・15ポイント高の1770・07。
米バイオテクノロジー企業モデルナが米食品医薬品局(FDA)に対し、開発中の新型コロナワクチンの緊急使用許可の申請を発表した。米英で年内にワクチンが実用化し、接種が始まる見通しが強まり、買い注文が先行した。