2020年12月1日 11:56 | 無料公開
記者会見する加藤官房長官=1日午前、首相官邸
加藤勝信官房長官は1日の記者会見で、日本の携帯電話料金が国際的に見ても高水準だとした上で「事業者間の乗り換えの円滑化など、競争促進のための具体的な取り組みを採用することが政府の果たすべき役割だ」と述べ、各社の料金競争を促す意気込みを強調した。
NTTドコモが携帯料金の値下げを検討していることについては「引き続き各事業者が料金の低廉化を実現するような形で検討が進むことを期待している」と述べた。
武田良太総務相は1日の閣議後記者会見で、「政治や行政の力で上げ下げするのは適切でない」と指摘。各社の競争を通じた値下げに向け環境を整えているとの立場を強調した。