宮崎の鳥インフル、殺処分を開始 高病原性の疑いと判明

宮崎県日向市東郷町

 宮崎県は1日、同県日向市の養鶏場で見つかった鶏の死骸に関し、遺伝子検査をした結果、高病原性鳥インフルエンザの疑いがあると判明したと発表した。県はこの養鶏場が飼育する約4万羽の殺処分を始めた。簡易検査で、鳥インフルエンザの陽性反応が出ていた。鳥インフルエンザと確定すれば、養鶏場では香川、福岡、兵庫に続いて今年4県目となる。

 県によると、11月30日午後、養鶏場から多数の鶏が死んでいると連絡があった。搬出制限区域となる半径10キロ以内に16養鶏場、約78万羽が飼育されているという。

 県では2017年1月に鳥インフルエンザが発生し、16万羽超を殺処分した。


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