2020年11月30日 12:53 | 無料公開
自民党の下村博文政調会長は30日、首相官邸で菅義偉首相と会談し、党でまとめた追加経済対策の提言を手渡した。提言は「Go To トラベル」の期間延長や国土強靱化の推進を求めた。政府は12月上旬に対策を取りまとめ、裏付けとなる2020年度第3次補正予算案を閣議決定する。提言は対策に党の意見を反映させる狙いがある。
提出後、下村氏は記者団に「大型の3次補正予算を組んでほしいとお願いした」と述べ、20年7〜9月期の需給ギャップから算出される34兆円程度の需要不足を埋める対策を求めたことを明らかにした。