感謝伝えるリンゴ狩り、長野 台風被災時のボランティア招く

昨年の台風19号で大きな被害を受けた長野市の穂保地区で、被災時に駆けつけたボランティアらを招き行われたリンゴ狩りイベント=29日午後

 昨年の台風19号で大きな被害を受けた長野市の穂保地区で29日、地元住民らが被災時に駆けつけたボランティアら約170人を招き、感謝を伝えるためのリンゴ狩りイベントを開催した。

 被災時、穂保地区には約300人のボランティアが派遣され、家財の搬出や、畑の泥出しなどを手伝った。今でも町の様子を気にかけて訪問するボランティアもいるという。感謝を伝え、現在の町の状況や、復興への歩みを見てほしいとの住民の声を受けて、イベントが実施された。

 新型コロナ感染対策のため、参加者はマスクとフェースシールドを着用して、リンゴを収穫し、町の様子を見て回った。


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