コロナ休校助成金も2カ月延長 再拡大で、妊婦向けは1月末まで

 新型コロナウイルス感染による小中高校の臨時休校を巡り、厚生労働省は27日、子どもの世話で仕事を休んだ保護者に特別有給休暇を与えた企業への助成金の対象期間を、来年2月末まで延長すると発表した。感染が再拡大する中で、特例措置を2カ月間延ばした雇用調整助成金と足並みをそろえた。

 また、妊婦に特別有給休暇を取得させた企業向けの助成金も一部で期間を延長。妊娠した従業員が休暇を取れる期限は従来の来年1月末から変わらないが、企業が事前に休暇制度を整備する期間や職員への周知期限を12月末から1月末に1カ月間延ばす。


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