11月新幹線、50%減に回復 JR東海、3連休が好調

 JR東海の金子慎社長は26日、東京都内で記者会見し、東海道新幹線の利用者数が10月の前年同月比54%減から、11月は25日現在で50%減まで回復したと明らかにした。21〜23日の3連休が前年実績と比べ35%減にとどまったことが寄与した。

 金子氏は11月の3連休の新幹線利用について「大変好調だった」と評価。政府の観光支援事業「Go To トラベル」で、東京都が10月に対象となった効果が続いており「旅行商品を中心に利用の回復が見られた」と分析した。

 ただ新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、11月は子会社の旅行会社で予約のキャンセルが出ているという。


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