2020年11月25日 14:21 | 無料公開
安倍晋三前首相
安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会を巡り、安倍氏側が費用の不足分として、会場のホテル側に支払った額は昨年までの5年間で計900万円を超えるとみられることが25日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部が政治資金規正法などに抵触する可能性もあるとみて経緯を調べている。
関係者によると、安倍氏周辺は特捜部の任意の聴取に安倍氏側が補填したことを認めている。夕食会への支払いは5年間で総額2千万円を超えたが、参加者の会費だけで賄えなかったため、安倍氏側が毎年100万円以上、多いときで250万円を負担していた。