「育休希望」も3割が取得できず 日数も少なく、連合の意識調査

育休を取らなかった人の内訳

 子どもがいながら育児休業を取得していない労働者のうち29・6%が、希望に反して取得できなかったことが連合の意識調査で分かった。取得できた人の中でも40・1%は希望日数より少なく、本人たちが望む取得がままならない現状が浮かび上がった。

 取得できなかった理由としては「仕事の代替要員がいない」が44・4%と最も高かった。「収入が減る」が26・5%、「取得できる雰囲気が職場にない」が22・3%で続いた。

 調査は10月、未就学児がいる20〜59歳の男女500人ずつ計千人を対象に実施した。


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