欧州、年末にもワクチン承認か 医薬品規制当局

ファイザーが開発している新型コロナウイルス感染症のワクチンの瓶(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)は23日、欧州メディアに対し、米欧各社が開発を進める新型コロナウイルス感染症のワクチンを年末から来年初めに承認できる可能性があると明らかにした。

 EMAは(1)米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテック(2)米バイオ企業モデルナ(3)英オックスフォード大と英製薬大手アストラゼネカ―3者がそれぞれ開発中のワクチンに対する承認を急ぐため、資料が出そろうのを待たず、提出されたデータから逐次審査している。


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