2020年11月23日 18:52 | 無料公開
2019年4月、「桜を見る会」であいさつする安倍首相(当時)=東京・新宿御苑
安倍晋三前首相側が主催した「桜を見る会」の前夜祭で有権者に飲食代を提供したなどとして、政治資金規正法違反や公選法違反(寄付行為)の疑いで安倍氏らに対する告発状が出された問題で、東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書や地元・山口の支援者らを任意で事情聴取していたことが23日、関係者への取材で分かった。
第1秘書は同日、取材に「何も知らないし何も言えない」と回答。特捜部は、前夜祭が開かれたホテル側への支払総額が参加者の会費だけでは不足し、安倍氏側が差額分を補填した可能性があるとみて、立件の可否を検討している。
前夜祭は第1秘書が代表の「安倍晋三後援会」が主催。