ラソーダ氏が入院、ICU入り 93歳、ドジャース元監督

WBC準決勝の日本―米国戦で始球式を務める野茂英雄氏と元ドジャース監督のトミー・ラソーダ氏=2017年、ロサンゼルス(共同)

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースは15日、トミー・ラソーダ元監督(93)がロサンゼルス近郊のオレンジ郡の病院に入院したと発表した。集中治療室(ICU)に入り、安静にしている。

 1976年途中から96年途中までドジャース監督を務め、ワールドシリーズ(WS)は2度制覇。野茂英雄がメジャーデビューした95年も指揮を執っていた。監督通算1599勝1439敗、97年には米国野球殿堂入り。2000年のシドニー五輪では野球の米国代表を金メダルに導いた。

 ドジャースが今季WSで、自身が率いた88年以来の王座に就いた瞬間はアーリントンの球場で見守っていたという。


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