9月小売販売額、8・7%減 7カ月連続マイナス

 経済産業省が29日発表した9月の商業動態統計速報によると、小売販売額は前年同月比8・7%減の12兆1010億円となり、7カ月連続で前年を下回った。季節調整済みの前月比は0・1%減で、基調判断は「横ばい傾向にある」とした。

 業種別では、全9業種のうち8業種で減少した。落ち込み幅が最大だったのは百貨店やスーパーの売り上げを含む「各種商品」と「機械器具」で、いずれも前年同月比24・4%減だった。


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