しょうゆ関税「既にゼロ」と批判 対日協定で英政府の説明に

 【ロンドン共同】英政府が日本との間で合意した経済連携協定(EPA)により、しょうゆの輸入関税が引き下がると説明しているのに対し、日本と欧州連合(EU)が結ぶEPAの効果で、すでに無関税になっているとの批判が出ている。英メディアが28日報じた。

 EU離脱で可能になった独自の貿易協定をアピールしようと、英政府が誇大広告を打ったとも捉えられかねない事態だ。

 英政府は23日、日英EPAによりしょうゆの輸入関税が最大で6%下がるとツイッターに投稿。その後も「日本との協定により、しょうゆが安くなるのはいいことだ」と宣伝を続けた。


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