新型コロナ致死率「誇張」 各国で陰謀説に一定の支持

 【ロンドン共同】世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスを巡り、日本を含む21カ国で英紙ガーディアンなどが実施し、28日までに公表された世論調査で、多い国では約6割が「感染による致死率が意図的に誇張されている」と回答した。「ウイルスは存在しない」と考える人が約2割いる国もあり、陰謀説を信じる人が一定規模で広がっている状況が浮き彫りとなった。

 調査は欧米や南米、中東など21カ国の成人それぞれ千人超を対象に、7月から8月にかけて実施。死者数の誇張説を支持する声が最も多かったのはナイジェリアの59%で、ギリシャの46%、ポーランドや南アフリカの45%が続いた。


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