東京圏、再び「転入超過」に 総務省の9月集計

 総務省が27日に公表した9月の外国人を含む人口移動報告によると、東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)は他の道府県からの転入が転出を87人上回り、人口流入を意味する「転入超過」となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴って転入が減った影響により、7月、8月と続いた「転出超過」は途切れた。

 ただ4都県のうち東京は転入より転出が3638人多く、7月から3カ月連続の転出超過となった。総務省の担当者は「テレワークの定着などにより、都心から郊外へ住み替える傾向が続いている」とみている。

 報告によると、東京圏の転入は2万7629人で、転出が2万7542人。


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