2020年10月27日 14:26 | 無料公開
飛行中の米スカイディオ製のドローン=2018年6月、米カリフォルニア州(AP=共同)
【ニューヨーク共同】人工知能(AI)を使った自律飛行型の小型無人機ドローンを手掛ける米新興企業スカイディオが、日本に本格進出する。人口減少で担い手不足にあえぐ送電線や橋などのインフラの点検、監視といった需要を見込む。
米国外で初の拠点となる子会社を東京に設立。これを足掛かりにアジア太平洋市場へ事業を拡大し、ドローンで世界シェアの7割を握るとされる中国大手DJIの牙城の切り崩しを狙う。
スカイディオのドローンは、衛星利用測位システム(GPS)の電波が届かない場所でも、AIによる画像認識技術を活用して障害物を避けながら飛行できるのが特色という。