医薬品万引疑いで警視庁誤認逮捕 防犯カメラ映像の裏付け不十分

警視庁

 警視庁は25日、ドラッグストアで医薬品を万引したとして、窃盗容疑で、ホテル清掃員のベトナム人の20代男性=東京都新宿区=を20日に誤認逮捕したと発表した。防犯カメラ映像の裏付け捜査が不十分だったとしている。男性釈放後の24日、同容疑で、同僚のベトナム人の20代男=さいたま市=を逮捕した。容疑を認めている。

 8月22日夕、新宿区内で医薬品5点が万引される事件があった。捜査員がホテル関係者1人に防犯カメラ映像を見せると、誤認逮捕した男性の名前が挙がった。男性は逮捕後、否認を続けたため、別の複数のホテル関係者に映像を見せて確認。同僚の男が浮上した。


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