2020年10月24日 17:53 | 無料公開
鹿児島県・奄美大島の山林
新型コロナウイルスの影響で、中国での今夏の予定が延期された国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が来年6月に開かれる方向となったことが24日、日本政府関係者への取材で分かった。日本が世界自然遺産に推薦する「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)の登録審査が予定されている。
21カ国の委員国が近く開く会議で正式決定する見通し。
世界遺産委は通常毎年開かれ、今年は中国・福州で6月29日〜7月9日に予定されていた。ユネスコは4月に延期を決めた。