2020年10月22日 21:32 | 無料公開
神戸市は22日、留学や部活動などで新卒一括採用の時期に就職活動が難しい学生を対象に、通常の採用試験枠とは別に「通年募集枠」を来秋から新設すると発表した。試験を年4回実施し、新型コロナウイルス感染拡大も踏まえ、オンライン面接を導入して幅広い人材確保を目指す。
自治体の人材獲得競争が激しくなる中、珍しい取り組みという。
市によると、通年募集枠では適性検査を全国の民間施設でも随時、個別に受験できる「テストセンター方式」を導入する。面接などの選考は年4回の指定した期間に実施し、採用は4月か10月。1社目の就職先を短期間で辞めてしまった「第二新卒」も対象とする。